ストレスが与える影響

年齢とともに目だってくる「毛穴の開き」は、毛穴の詰まりや皮膚のたるみによるもの以外に「ストレス」が影響することもあると言われています。ストレスは誰しもが持っているものですが、仕事や勉強、人間関係、家庭などの環境が原因となるストレスや、日中の紫外線や電磁波、などの物理的なストレスなども関係しています。

最近ではパソコンの画面から出るブルーライトなども問題になっていますが、特にデスクワークをされている方は一日中パソコンと向き合うこともありますから、無意識のうちに肌と身体が受けているストレスをよく把握しておかなければなりません。

そもそもストレスがなぜ毛穴やお肌のトラブルに繋がるかというと、ストレスを受けた人間の身体は対抗勢力としてホルモンの分泌を行います。これは抗ストレスホルモンとも呼ばれているもので、皮脂の量をコントロールするビタミンB2を抑制する作用を持っています。

ビタミンB2は皮脂の量だけでなく皮膚や爪の再生にも関与する重要な栄養素ですから、これらが抑制されて欠乏症を起こすと皮脂腺がコントロール出来なくなり皮脂の過剰分泌のほか、皮膚そのものや口腔内の粘膜にも炎症を起こしやすくなるため、毛穴だけでなく原因不明のニキビや吹き出物のような肌トラブルに見舞われる可能性もあります。

ビタミンB2抑制のほかにも、ストレスは同時に身体の免疫機能の低下をもたらします。その結果、表皮の新陳代謝「ターンオーバー」のサイクルが乱れたりメラニンの増加が促進されるなど、シミや毛穴の黒ずみにも関係するさまざまな肌トラブルにつながっていきます。

お肌に覚えのない異常が現れたり、毛穴や吹き出物が気になってきた場合はストレスが関係しているかもしれません。普段から肌を清潔に保つことはとても大切ですが、同じように心や身体にストレスを溜め込まないよう工夫することもまた、美肌を手に入れるための条件であるといえるのではないでしょうか。